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六合を兼ねて都を開き八紘をおおひて宇と為むこと亦可からずや
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私は以前、近所の子に勉強を教えていたとき、
「あまり学校の勉強ばかりしていると馬鹿になるからやめなさい」
といってその子の親から文句を言われたことがある。
なぜ私がそんなことをいったのかというと、例えば日露戦争
は満州に進駐したロシアを追い返すために行われたものであるが、
それを具体的に乃木大将率いる軍の勇敢な突撃や
東郷平八郎率いる艦隊の日本海海戦などを話しても、
子供から返ってくる返事は
「そんなことテストにでるのか」
である。
私が念入りに歴代の天皇や郷土の歴史について話しても、
「テストに出ないなら関係ない。」
である。
また、以前ボウイスカウトでキャンプにいったとき、夜テントの中で
歴史の本を読んでいると、それを見た年下の子らが、
「それは学校の宿題か?」
と聞くので、私は好きで読んでいるのだというと、
「学校以外の勉強をするなんて変わっているね。」
などと他の者とヒソヒソはなしていた。
要は私は何を言いたいのかというと、最近の子供は勉強をする
という行為は将来収入の多い仕事に就いて名誉を得るための
手段としか思っていない。であるから、東大を目指していた
同期を史跡に案内しても、つまらなさそうにして話を聞こう
ともしない。そもそも勉強というのは、睡眠時間を削り
イライラしながら「疲れた。」と呟いてするものなのだろうか。
絶対にそうではないはずである。
学校も学校で、くだらないことを睡眠時間を奪ってまで叩き込む
必要があるのか疑問である。中学以上の学校は、もっと自由になり、
教科の種類を増やすべきだと思う。
それから、つい最近政府は学力の向上など本気で考えていないと
思われる事件がおきた。高校での必修単位の未履修問題である。
本来なら単位不足の生徒は全員留年させ、単位不足で卒業した
者は全員卒業資格を取り消すべきであったのに、あのように形
だけの儀式のようなことをやって卒業可能にしてしまった。
そう、高校など形だけ進級して卒業すればよく、そこで学問を
身につけるという本質的な問題はどうでもいいわけだ。
これで学力向上などと政府はいっているから、馬鹿のようだ。
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教育基本法の改正案が可決されたが、いまいちふにおちない。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houan/kakutei/06121913/06121913/001.pdf
「伝統と文化を尊重しそれを育んできた我が国の郷土を愛する」
と、これだけ書かれているだけでは、我が国への愛情が微塵も感じない。所詮は国会議員が自己満足のために考えた文書だからこの程度
であろうが、本当は国文学者などを連れてきて、もっと我が国の
素晴らしさを書きいれるべきであった。
もし折口信夫氏が生きておられたらと、この法案を見るたびに
思うものである。
今日このような報道がながれた。


東京都教育委員会が卒業式などの行事で、教職員に国旗に向かっての起立や国歌斉唱を求めているのは、思想と良心の自由を定めた憲法に違反するとして、教職員ら401人が、起立と斉唱の義務がないことの確認のほか、慰謝料の支払いなどを求めた訴訟の判決が21日、東京地裁であった。難波孝一裁判長は「懲戒処分をしてまで起立させることは行きすぎた措置で違法」として原告側の主張をほぼ全面的に認め、都に1人当たり3万円の慰謝料の支払いを命じた。(産業経済新聞)


自国の文化と伝統を大切にしないと真の国際人になりえない。
日の丸・君が代を強制することは思想・良心の自由を害する
というのは、非常に馬鹿のはなしである。
国旗・国家がいかなるものであっても、それは日本の国体を現した
ものであって、それに敬意を表さないというのは、日本の全てを
馬鹿にしたも同然であり、それらの考えを持っている人間は
本当の意味での非国民である。
人権擁護法案というと、戦前の治安維持法の如く悪法といわれているが、法案を読んでみて幾つかの誤解に気づいた。

まず、この法案によって「逮捕」されることはない。

罰則といえば、委員会への出頭拒否や物件の提出拒否、
立ち入り検査の拒否による過料だけである。
これは罰金ではない。第44条の4項に、これらの処分の
権限は犯罪捜査のために認められたものと解してはならない
とあるので、これは犯罪ではない。だから罰金でなく
過料なのである。言葉が違うだけで実質的には同じのように
感じるが、もし人権委員会の権限が犯罪捜査のために
認められたものと解されるのであれば、身柄の束縛や
抑留が可能になってくるだろうから、それこそ戦前の
治安維持法と同じような悪法になってしまうだろう。
であるので、この法案の罰則により逮捕・抑留それること
はない。

第5款に差別助長行為の差し止めとあるが、これは言論弾圧
にはならない。人権委員会の権限は、差別行為を止めるように
勧告することと、訴訟の支援である。なお、その勧告に
従わなかったとしても、罰金も過料もない。
勧告に従わなければ、その勧告の内容が公表されるので、
それが不当かどうかは国民が判断すればいい。立ち入り検査
なども同じことであるが、もし不当な勧告などであれば、
国民から激しい非難をうけることであるだろう。
あとは内閣総理大臣が委員を罷免するまでである。

内閣総理大臣が委員を罷免する権限を持っているから、
委員が職権を濫用して国民が嫌がるようなことを始めたら、
批判は人権委員会に限らずそれを罷免しない内閣総理大臣
にも向くだろう。
であるので、この法案が成立しても北朝鮮のような国になると
は考えにくいものである。

あと、人権委員会の立ち入り検査などの職権の行使は、何所の
了承も受けずに人権委員会単独でやらせるのは危険のような
気がする。単に委員自身の思想やその背景にある政治結社の都合で
職権を行使されるならまだしも、委員やその関係者に、
他国の諜報員が紛れ込んでいたら大変なことになるからである。
「差別が行われている」といって官公庁や企業に押し入り、
わが国にとって重要な情報を盗まれないとも限らないからだ。
ここでスパイ関係の法整備が必要であるが、現在の日本に
それがない以上、この人権委員会の行動をいちいち検査し、
事実関係を吟味した上で立ち入り検査などの許可をだす部署
や責任者が必要である。

そしてあと一つの欠点は、委員の数が二万人以下というのは
多すぎること。、法で認められた範囲の職権行使であっても、
この数で活動されるとある意味の言論弾圧が発生するかもしれない。

最後に、この人権擁護法案というのは、現在全国に一万五千人ほど
いる人権委員の権限を増強したもののように感じるが、
これではあまりにも強くしすぎで、間違った方向に進みそうに感じる。
私はこの法案を成立させるより、人権救済制度の充実と、
その宣伝を強化したほうがよいように感じる。
私は色々な縁で、何度か中国を旅したことがあるが、
中国人という民族についての思い出も意外に多いものである。
最も印象に残っているのは北京のホテルで朝食を食べるとき
のことで、ジュースを注ぐ機械でジュースを注いでいる中国人の
後ろで私がコップを持って待っていると、その中国人は不思議
そうに私をチラチラと見ながら立ち去っていった。その時私は、
この国には並んで順番を待つという習慣が存在しないのだと感じた。
この国は何でも威力で突っ込んだほうが問答無用に勝ちのようで、
一般的に並んで順番を待つべきと思われる場合でも、
割り込むどころか突っ込んできて、その独特な威圧感には
思わず後退りしてしまう。

私は桂林を旅行中に倒れて、普通のビジネスカーに点滅灯を
付けただけのような救急車で病院に搬送されたことがあるが、
その病院もひどいもので、最初はボロボロの一般的と思われる
病室に入っていたが、私が旅行保険に入っていた保険会社
の上海支社と連絡が取れたとなると、急にバスルームつき
のホテルのような部屋に移されて、それまで若い医者が
一人来ていただけだったが、急にベテランらしき医者が
何人も来て問診した。そして血液から脳波まで、検査という
検査は殆ど受けたのだが、その検査にいく途中も面白い光景
を見た。歩けるのに車椅子に乗せられて院内の検査場までいくと、
労働者の定期健診と思われる集団が検査場の前に集まっていた。
怒号と笑い声が飛び交い、まるで無作法者が集まった宴会場
のようだったのだが、検査場の中から看護士が出てくると一斉に
罵声をあびせ、私が車椅子で先に検査場の中に入ろうとすると一斉
に罵声を浴びせられ、私を連れてきた女性看護士と大声で罵りあい
が始まった。言葉がよく解らんから私は小さくなって固まっていた
が、もはや病院と思われる光景ではなかった。

以前、どこかの報道で、中国は外国人と中国人の待遇がまったく
違うというようなことを聞いたが、それは事実である。
国際空港などに行くと、公安らしき人間は中国人には大声で
怒鳴りつけるのだが、外国人には穏やかに対応しているように
感じる。単に言葉が通じないので向こうも緊張しているだけ
かもしれないが、そうでもないようである。
トルファンの鉄道の駅にいくと、中国人の平民が使う待合室と
裕福な中国人と外国人旅行者が使う待合室が入口さえ
完全に分かれている。
裕福な中国人と外国人が使う待合室は、入口がしっかり施錠
してあって、担当の者が列車のチケットをチェックして、
いちいち鍵を開け閉めしている。そこは、革張りの椅子や
絨毯が敷いてあったりと豪勢なつくりだが、平民が使う待合室
は酷いものである。

あと、以前NHKだったと思うけど、中国での玉(ぎょく)の
市場は景気がいいなどということを報道していたが、
去年に実際に玉を売っているウイグルの商店にいったら、
景気が悪いから半額でいいとして売っていた。店員に聞いたら、
「景気が悪く、我々は給料をもらえない」と嘆いていた。
それは商売のための芝居ではなかったようである。

最後に敦煌の絨毯屋で店員が言った言葉である。
「日本人なら信用できるから日本に輸送して代金引換でいいが、
韓国人は信用できないから先に代金を払ってもらう。」
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蘭龍王丸
性別:
男性
職業:
高等学校生徒
趣味:
郷土史・民俗・武道・宗教・安全保障問題・国際問題・社会問題・超常現象
自己紹介:
幼いころ、「トラトラトラ」「二〇三高地」などの映画を祖母と見ながら、祖母は「先の戦争で国を守る為に戦って戦死した人達のことを忘れてはならない。」「戦争は絶対にいけない。」などと話をきき、無意識のうちにそう思っていた。しかし小学校の頃に読んだ「はだしのゲン」によって急激に左翼に転進。自分が日本人であるにも関わらずに日本人が嫌いになり、自暴自棄に陥った。そして中学に入って数年間はそういう思想は薄れたが、中学2年のときに読んだ何かの本に南京大虐殺についての記述があり、それが元で日本という国に関して関心を抱き、現代に至っている。
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